今業界は、まさにGoogleやFacebookなどが花形で活躍しており、旬といえる状態ではあるのかなと思えるんですが、Yahooだけは違っているようで、かなり危機感が漂っているようです。
あくまで個人的な意見なのですが、こういったメディアコンテンツを持つ企業は常に革新的な技術を追っていく強力な技術者が経営陣に居ないといけないかなと思うんです。
優秀な技術者ほど、面白い事ができると思える職場に行くもの。
そして、お金をいくら払おうとも、 面白いことが出来ないのであれば、技術者は離れていってしまう。
常にチャレンジするための投資には惜しまないという姿勢が企業を拡大させ、安定させるのだと思います。
今のYahooは現在ある地位を守ろうとした結果、数年という短い期間の間に優秀な技術者が離れていってしまったのでは無いでしょうか。
いち技術者の観点から言うと、OracleもSunを買収してからというもの、権利ビジネスに走って訴訟ばかり起こして技術を追わなくなってしまった結果、技術者たちは失望してしまい、MySQLやOpenOfficeからは優秀な人間がどんどん抜けていってしまうという状況に陥っていると思います。
技術がお金に変わる企業としては、致命的な状態では無いかと思います。
そういう意味では、Yahooが復活するにはやはり経営陣を入れ替えるということが必要だという事には賛成です。
参考記事:techcrunch
2 件のコメント:
MySQLは以下の人たちがいるので、大丈夫だと思いますが、Yahooはたしかにやばいかもしれませんね。
キムラデービーブログ
http://blog.kimuradb.com/
漢(オトコ)のコンピュータ道
http://nippondanji.blogspot.com/
2009年にPHP開発者のRasmus Lerdorf氏が退職していたので、ちょっと気になってはいたのですが...
<参考情報>
PHP開発者 Rasmus Lerdorf氏インタビュー ~PHPは「利己的」な開発者の集まり
http://gihyo.jp/news/interview/2010/rasmus
>rur*r*20*605 さん
興味深い記事のリンクありがとうございます。
MySQLの懸念については、現在特許等のライセンスを保有しているOracleの販売戦略に問題があると考えています。
例えば、アメリカのオンラインストアについてのライセンス価格表を見ると以下のようになっています。
[Oracle製品]
https://shop.oracle.com/pls/ostore/f?p=ostore:2:0::NO:RP,2:PROD_HIER_ID:4509958287721805720011
[MySQL製品]
https://shop.oracle.com/pls/ostore/f?p=ostore:2:0::NO:RP,2:PROD_HIER_ID:58095029061520477171389
MySQL Enterpriseのライセンス料がOracle製品よりも異常に高いんです。
これではソリューション提案を行うSI側としては非常に提案のしにくい製品となってしまいます。
つまりOracleにとってMySQLを保有していることにメリットがあまり無いので、MySQLを導入している既存の顧客企業からOracleに移行させるのが目的じゃないかな、と勝手に憶測しています。
Oracleの保守料やライセンス料が高いのは依然からですが、MySQLもそれに伴って引き上げられOracle価格になってしまうというのは長い目で見るとよろしく無いなぁと感じています。
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