2011年8月18日木曜日

Kodakが持つ特許価値は30億ドル?!時価総額の5倍の評価額で高まる買収リスク

激しく高まっている特許バブルですが、今度はなんと老舗写真用品メーカーのKodakが狙われているようですね。


知的所有権を専門とする投資銀行のMDBキャピタル・グループによると、Kodakの持つデジタル画像技術の特許は現在の価値にすると30億ドルくらいになるという話しが飛び出しているようで、つまりKodakの時価総額(16日現在で5億7600万ドル)の約5倍に相当する価値があるらしく恰好の買収ターゲットにされるのでは無いかと言われているようですね。

この特許バブルを生んだのが先日AppleやMicrosoftなどが45億ドルの史上最高額でNortel社の特許ポートフォリオを競り落としたかと思ったら、今度はつい先日のGoogleによる125億ドルという超高額プレミアム付きでMotolora Mobilityの買収。これで特許技術の金額が跳ね上がり、Kodakの持つ技術特許も相場がぐーっと上がったということになるようです。

しかしまぁ、業績がふるわないKodakももしかしたら身売りしちゃうなんてこともあるのかもしれませんね。今のこのバブル状態なだけに。ただ、私としてはこういったあまり生産性の無い戦いのためにお金を注ぎ込んでしまう世の中もどうかなって思いますけどね。


参考記事:Apple Insider






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