このサイトではいわゆる「マイクロファウンディング」と呼ばれるサービスを扱っており、通常、出版物や製品、ソフトウェアなどの研究、開発、制作などでは、お金が掛かってきますが、その資金調達を金融機関や投資家などから行う代わりに、一般人から少しずつ募っていくといったもので、最近、海外で注目を浴びているサービスです。
これを利用すれば、例えば自分達が開発した商品でビジネスを行うための資金を募るのに、ある程度のリスク軽減をしながらプロジェクトを遂行できて、かつ自分達の宣伝にもなるというメリットがあります。
日本的に表現すると、例えばインディーズブランドをWeb上で販売や展開をしているというのが近いでしょうか。
kickstarter.com では以下のような細かくカテゴリ分けされてプロジェクトが遂行しています。
Art、Comics、Dance、Design、Fashion、Film & Video、Food、Games、Music、Photography、Technology、Theater、Writing & Publishing
kickstarter.com の面白いところは、各プロジェクトのページに入ったところでしょうか。
Kunal Sheth氏(なんと大学生w)が立ち上げているプロジェクトの「Paradox」という商品。iPod nanoの時計型ケースですね。あまりにも出来が良くてビックリしましたw
今回、私も参加してみたのですが、商品購入(ここでは投資のような扱い)した人は「BACKER」(後援者)と呼ばれるそうです。1ドルから出品者が自由に価格設定を出来るわけですが、その設定金額に応じて、いくつか購入プランが存在し、購入者が選択して特典を得ます。
画像の左側がいわゆる商品紹介の画面になり、動画でのプレゼンと詳細な紹介文が記載されています。
画像右上側には、「現在の後援者数」、「目標資金調達金額」、「現在の調達金額」、「残り日数」が表示されています。ここで概ねの人気度が把握できると思って良いでしょう。注目度が高いものや人気のあるものは後援者数が多く、調達資金もかなり進んでいます。ひとつの目安にはなりますね。
資金調達が100%以上のものはかなり人気の高いものといって良いです。
そして右側真ん中から下ですが、ここが購入プランになります。いくら投資すれば、どんな特典があるのかという説明書きになります。先に説明をしましたが、ここを選んで自分が投資したい金額を振り込み、商品や特典をゲットするというフローになりますね。
ところで、支払いフローですが、実は結構簡単で、米Amazonの決済システムと連動していたりします。
少しの英語が読めて、クレジットカードを持っていれば、このサービスに参加することが出来ます。
ですから、資金以上に請求が来る心配も無いというところが安心する魅力のひとつではないでしょうか。
ここで見つけた商品なんかは精巧な作りの割りにかなり安価な設定で面白いものがあるので、ガジェット好きや新しいモノ好き、珍しいモノ好きはかなりハマると思いますよ。
日本国内で、こういったビジネスモデルが開始されて成功するか解りませんが、マイクロファウンディングはこれから世界的にも注目されそうですね。
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