2011年10月17日月曜日

山手線全駅でauとソフトバンクのiPhoneを使用し通信速度を計測。どちらが早いのか?!

iPhone4Sを購入してやはり気になるのは通信速度。複数キャリアで発売されたということもあり、色んなサイトでau版とソフトバンク版のiPhone通信速度の比較が積極的に行われていて興味深く見ていますが、ちょっと情報が分散していますので、ガッツリとルールを作ってやってみることにしました。

今回ターゲットにしたのは山手線全駅。
日曜日ということもあって、平日とは違う結果になるかもしれませんが、参考になれば良いなと。

以下、計測における前提条件。
①山手線は浜松町駅から開始して外回りで新橋駅まで
②au版はiPhone4S、ソフトバンク版はiPhone4
③計測アプリは「Xtreme Speed Test
③各駅では3回ずつ計測
④駅ホームは山手線外回り4番〜5番車両

結果は以下のとおり、クリックで拡大できます。
赤字がその駅での最高値としています。AVG(平均値)、MAX(最高値)については一番高い数値が、Latency(遅延時間)は一番小さい数値が対象となります。

(クリックで拡大) 
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ソフトバンクの傾向としては計測において都心部主要駅については概ね速度が出ていました。やはり地上では強い印象です。また上り速度においては若干ですが殆どの駅でauより速度を出していました。ただし、Latency(レイテンシー)にかなりバラつきがあり通信要求を出してから戻ってくる時間がかなり遅いところもありました。


また下り14.4Mbpsという理論値ですが、実測値として出る速度はせいぜい3Mbps超程度となります。そのあたりは場所によってもだいぶ違うと思いますが、休日のビジネス街でも出ないのでほぼ出ることは無いでしょう。ただ、auの理論値3.1Mbpsよりは高いこともあるので、やはり速いところは速いという印象ですね。


auの傾向としてはどの駅についても特に早いところも遅いところも無く、ほぼ全ての駅において安定した速度が出ていました。ただ最高速度などはソフトバンクに比べて地味なイメージは否めませんでした。レイテンシーについては特に安定しており、ソフトバンクを圧倒していました。軽いWebページの閲覧やアプリを使用したTwitterの利用などは通信速度以上にレイテンシーが安定している方が体感としては軽く感じると思いますので使用する方によってはソフトバンクより速く感じる方も居るとは思います。

また、各計測で少しバラつきがあったので、参考程度に3回の平均を取った結果が以下のとおりになります。
(クリックで拡大) 
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この結果だとより顕著にソフトバンクについては通信速度が早く、auはレイテンシーが小さいという事になりました。

上記の結果はPDFにまとめていますので、ご自由にDLください。
・各駅3回ずつの計測結果[Download]
・各駅計測結果の平均[Download]

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