2011年1月6日木曜日

自分的「Android VS iPhone(iPod Touch)」。勝手に比較してみた。


今回は私個人的な「Android VS iPhone」と題しまして、双方の比較を行ってみました。
比較対象としては、項目の目安はライフハッカーさんの記事より拝借。半年も前の記事ですけどw

 私自身、去年の4月にXperiaを購入後、Android端末については割と使っている方なのですが、iOSについてはiPhoneではないですが、iPod Touchを使っているのもあり、全く知らないわけではないので、実際に使い続けてみた感想を元にすごく個人的に書いてみようと思います。

つまり、今回の比較対象はXperiaとiPod Touchなので、スマートフォン購入時の参考程度に読んで頂ければと思います。


1. 使いやすさ: iPhone(iPod Touch)

これ一番気になるところですが、UIについては、iPhoneですね。
Androidについては慣れれば確かに良いんですが、「直感的」というところで言えば文句無しにiPhone。
拡張性が高く色んな操作を可能とするAndroidですけど、やれることが多いというのが逆に仇となっている部分でもあります。とにかく初心者にあまり優しく無いです。
それに比べてiPhoneは行える操作に制限がある分、初めてでも使いやすい作りになっています。

2. 開放性: Android

ある意味、Androidの武器とも言える部分ですよね。オープンで色んなところが触れます。
ホーム画面やキーボード、辞書なんかも拡張できるので、アプリで自分の好きに出来ます。
それに比べると、iPhoneはキーボードや辞書に拡張性が無かったりします。
比較しやすいのはATOKキーボードアプリでしょうか。お互いに入れていますが、これは圧倒的に使い勝手がAndroidにあります。
 
3. バッテリー寿命: 引き分け
 
これ、正直よく解って無いです。
Android端末はXperiaに限って言えば電池自体を交換できたりするので、拡張するバッテリーについてはエネループ的なケーブル付きのバッテリーを必要としないですから、割と良いとは思っています。
ただ、iPhoneもバッテリーは良かったりするので、なんとも言えないです。

4. マルチタスク: Android 
機能面でいけばAndroidはタスク管理のアプリを入れればかなり管理しやすいです。
 
使いやすさを考えるとiPhoneですが、iPhoneはマルチタスクとはいえ本格的なものとは違うので、どうなのかなという感じもします。
もちろん管理はしやすいですけどね。

5. ソフトウェアキーボード: 引き分け

2.の説明をしましたが、拡張すればAndroidがかなり辞書も良いし使いやすいです。
ただ、標準のキーボードは正直イマイチなので、iPhoneはそういう点では優れていると思います。



6. 検索機能: 引き分け7. 通知システム: 引き分け
 

これは機能面でいえば、Androidの方が優れていますが、iPhoneも通知機能、検索機能があるので、引き分け。使ってて、気持ちよいのは、実はiPhoneだったりしますが。
でも、検索機能については、正直あまり使っていないので解りません。使う場面があまり無いので。


8. 音声からテキストへの変換: Android

これもあまり使わない機能ですね。
個人的にはこのあたりのシステムについてはAndroidが優れていると思います。


9. 同期: 引き分け
10. Google以外の同期: 引き分け

AndroidはGoogleアカウントから、iPhoneはiTunesから同期が行えるというのもありますし、今は同期するための色んなクラウドサービスが展開されているので一概にどちらとは言えません。
Androidは拡張するアプリがベースとなっていますから、そこから色んなところへの同期も出来ますし、何よりアプリ間の連携が出来るというのはあります。


11. テザリング: 引き分け

日本で言えば、 Androidにはテザリングの機能が搭載されていますが有料ですよね?最近はAndroid端末が色んなところから出てるのもあるので、固定でテザリングできるところもあったと思います。
ちなみに、iPhoneは日本通信のものを使えばテザリングが使用可能ですから、引き分け。


12. リリース/更新の一貫性: iPhone(iPod Touch)

これは、文句無くiPhoneでしょうね。
Androidは端末によって、時期もバージョンも異なるので、一貫性は無いです。


13. アプリケーション: iPhone(iPod Touch)

iPhoneの方が使いやすいアプリが揃っています。また、AppStoreも探しやすい作りになっています。
Androidについては、数は多いのですがマーケットから探すのが一苦労で、カテゴリ分けもよく解らない状態になっています。ある程度、慣れが必要ですね。
有料アプリの価格設定や決済方法についても、iPhoneの方が解りやすくて良いです。



14. ウェブ閲覧: 引き分け
どっちもどっちということです。正直言うと閲覧の機能というよりは、ブラウザアプリ次第ってのもあります。ブラウザの機能だけで言えばAndroidの方がシェア機能や他のアプリ連携の機能など多彩です。 最近はウェブ閲覧もアプリを通してやるような傾向がありますから、ここは引き分け。


15. ゲーム: iPhone(iPod Touch)

iPhoneが圧倒的に洗練されたアプリが揃っていますね。
デザインや操作性についても、Androidよりもかなり良いものが沢山あります。

ヒットしているiPhoneアプリがAndoroidへ移植されることもありますけど、逆のパターンがあまり無いっていうのが良い例ですね。

16. 音楽プレイヤー: iPhone(iPod Touch)
これは圧倒的ですね。やはりiPodからの流れは強いです。
Androidはアプリによって多少カバーが可能で、結構グレーなアプリで曲をダウンロードできたりと、めちゃくちゃですが、使えないことは無いです。

17. GPSナビゲーション: -
実はiPod Touchに機能が無いのもあるので、比較出来ないんです・・・。

18. Googleアプリケーションとの統合: Android
19. Google Voice: Android
この項目があること自体よく解らないのですが、当然といえば当然でAndroidですよねw


20. カスタマイズ性: Android

ここまでの流れからすると、Androidの開放性と似た項目です。
カスタマイズはAndroidは得意分野というか、逆にカスタマイズしないと、あまり使えません。
Androidはあくまでアプリが全てといっても過言ではありません。



いかがだったでしょうか、かなりテキトーな解説になってしまいましたが、これがこれまで使ってきたものの感想というべきか比較になります。

これまでの流れで言うと、「スマートフォンってどんなものかな?」って初めて使う人にとっては圧倒的にiPhoneを押します。色んな制限はありますが、「心地よい制限」といいますか、丁度良いところを狙っているという感じですから、基本的に何も不便なことは無いです。
画面の動きも指についてくる感じは今のAndroidには勝てない要素です。

一方Androidについては、ちょっとiPhoneの制限に飽きてきたとか、自分だけのものを作っていく感じがある方にとってはとても良いOSだと思います。
キーボードもホーム画面も変更できるので、本当の意味で自分だけのカスタマイズを作ることが出来るという意味ではすごく優れています。
ただ、初心者にはとっても優しくない作りです。PCをいじるという感覚に近いかもしれませんね。



今年は、既にAndroidは2.3(Gingerbread)およびタブレット用にOSもバージョンアップされて、iOSもきっとそれに対抗する革新的な技術を盛り込んでくるのかなと思っています。お互いが更に洗練されていく年になり個人的にはすごく楽しみにしています。

この比較ももしかしたら、全然参考にならないくらいになれば逆に面白いんですけどね。

そうするとそれに対応したサービスも生み出されて最高に楽しいですから。
そうなった時は、またこういった記事を書きたいと思います。






2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

これからスマートフォンに変更しようと検討しているところだったので、非常に参考になりました。

アマゾンがAndroidアプリのオンラインストアを2011年後半に開設する件は全くふれていないようですが、
どのようにお考えでしょうか?

<参考情報>
アマゾン、Androidアプリのオンラインストアを開設へ
グーグル「Android Market」の対抗馬、2011年後半に米国からスタート予定
http://www.computerworld.jp/news/sw/190300.html
Amazon、Android端末向けアプリストアを開始へ。開発者向けポータルを開設
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110106/355860/
Amazonの革新的なAndroidアプリケーションストア–今日はデベロッパのための’店頭’が開店
http://jp.techcrunch.com/archives/20110105amazon-android-app-store-2/

usagisan さんのコメント...

>rur*r*20*605 さん
コメントありがとうございます。

Amazon AppStoreの登場については、Googleも何らか動くとは思いますが、正直まだ読めないですね。
今はプラットフォームが乱立しているので、Androidアプリもショッピングサイトのような感じで扱われるのかなと思われます。

現段階ではAndroidマーケットのみで運用できることが理想だと個人的には思っています。(もちろんマーケットが洗練されることが前提ですけど)
開発者がアプリを公開する先を選定しなくても良いのがありますし、ユーザもアプリを探すためにプラットフォームを転々とするもの面倒だと思いますので。

ショッピングサイトのように、物販であれば価格競争や品揃え的なところで差別化を図ることが出来るので、ユーザは探す手間を惜しまないのですが、ソフトのみのプラットフォームが乱立するのは、現在のアプリ市場では見せ方を変える以外であまり差別化を図ることが出来ないので、ユーザが混乱するかなとも思っています。

例えばAndroidーケットでは無料なのに、Amazon AppStoreでは有料なんていうケースも当然出てくるのかなとも思いますし。

PCとの融合は強くなりますが、Androidがデバイスのみで完結出来ないものとなると、スマートフォンはますますiPhoneの方が強くなるような懸念も実はあったりしますし。
ただ、企業向けのソリューション提案としてはすごくAndroidはやりやすくなるでしょうからそっちで伸びそうな気もします。