ギズモードさんでも特集されていましたが、サーバーをSDカードに詰め込むというのは非常にすごい技術というか、まさにイノベーションじゃないかなと思います。
以下、プレスリリースにて、利用例が紹介されていました。
[デジタル家電分野]
・SDカード対応デジタルカメラ(一眼レフ含む)で撮影した写真や動画をリアルタイムにPCや携帯から参照
・SDカードフォトフレームに、ダイレクトに写真を転送
・SDカード対応録画機の内容を外部から参照
・SDカード対応のミュージックプレイヤーの音楽情報を更新
[電子書籍分野]
・SDカード対応スキャナで取り込んだデータを直接、iPadや携帯電話などから参照
[デジタルサイネージ分野]
・PCなしに、大型フォトフレームに写真を直接送り込むことで、サイネージサービスが可能
[セキュリティ分野]
・SDカード対応監視カメラ(蓄積型)などの情報をネットワーク化してほぼリアルタイムにネットワークからの中央監視が可能に
[ヘルスケア分野]
・SDカード対応ヘルス機器(体重計、血圧計など)の情報をPCや医療機関からダイレクトにアクセス
[スマートグリッド分野]
・SDカード対応電力系の情報に直接アクセスし、ネットワークから情報を常に監視
[エンターテイメント分野]
・SDに対応したWiiやニンテンドーDSiなどに直接アクセス。写真情報のやりとりが簡単に
[小型Web Server/File Server]
・SDカードで独自ドメインによるWebサーバーの運用。駆動部分がなく極めて安定して動作
・小型のファイルサーバーとしても動作します
これは利用例でも一例に過ぎないので、他にもいろいろと使える場面は増えるとは思います。
この一例を見ても「なるほどなぁ」といった感じではありますね。
「SDカードをサーバーにする」場面というのは「通信機器を持たない機器でリアルタイム性を重視したデータのやりとりが需要としてある場面」を想像すれば、まだまだ需要は高いと思います。
写真データのやり取りからすると、 マスコミ業界なんかは、写真データを撮ってその場で転送できるという意味では相当重要な意味を持ちそうな気もします。
SDカードそれぞれにサーバー機能とクライアント機能を持っているということにも、注目したいですね。これ何らかそうする場面をイメージして開発しているはずなんで、面白そうです。
日本もまだまだ捨てたもんじゃないですよね。
参考:プレスリリース
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