2012年9月22日土曜日

【日経新聞】ドコモ「草刈り場」に。iPhone 5発売で顧客争奪。

日本経済新聞によると、KDDIとソフトバンクが9/21にAppleの「iPhone 5」が発売されましたが、販売店などによれば序盤戦の事前予約ではKDDIが優勢だと伝えています。

大手販売代理店によれば両社とも予約は好調だが「ソフトバンクは既存顧客の機種変更が中心。他社からの乗り換えを含む新規顧客はKDDIの方が多い」その理由のひとつとして、「テザリング機能があるKDDIを選んだという声が多かった」と伝えています。

一方、蚊帳の外に置かれたドコモは販売代理店によると「iPhone5購入を機に他社に乗り換える顧客の大半がドコモからの流出」と伝えており、LTEで先行したドコモだが、KDDIとソフトバンクの参入で優位性も薄れ、夏に頻発したドコモの通信障害も顧客流出に拍車をかけているそうです。
外資系証券アナリストによれば「ドコモ契約者は事実上、減少に転じている」と話しているそうです。
ドコモ幹部は「サービスをすべて管理するアップルの“代理店”にはならない。iPhone人気がいつまでも続くわけではない」と話しをしているそうです。


実質的にiPhone5に全ての話題をかっさらわれた格好になり、テレビニュースもiPhone一色、良くも悪くも、日本の文化である「横並び」体質が現在出ており、ドコモは完全に置いていかれていってる感じになっているとは思います。

「iPhone人気がいつまでも続くわけではない」としても、ドコモが果たしてそれを超えるものを出せるのか、はたまたそれを上回るサービスを提供出来るのか、その辺りは未知数ですから、まだ暫くはこの状況が続いていくんでしょうね。

参考記事:日本経済新聞
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