2011年3月9日水曜日

Adobe、Safari向けにFlashからHTML5への変換ツールをリリース


AdobeはFlashからHTML5へのコンバータをリリースしました。
これにより、iPhoneをはじめとするiOSデバイスへの拡販を目的としたリリースとなるそうです。

Androidについては2.2からFlashに対応しているので、非対応となるiOSについてもこのコンバータにて変換を行えばHTML5として簡単に表示可能となります。
以下の動画はデモの様子。



しかし、これでAdobeはAppleに屈したという捉え方も出来るわけで、 これから若い技術者はFlashを覚えるよりHTML5を覚えた方が端末を選ばずメリットが高いという判断もできます。

もっとも、iOSデバイスについては「Flash不要論」みたいなものも出ていましたし、最近のTech Crunchの記事にも以下のような記事がありました。

※記事一部抜粋
それでは他のメーカーはなぜAppleが捨てたFlashをサポートすることを決めたのだろうか? それは簡単だ。他社はAppleが提供しないものを懸命に探しているのだ。他のタブレットのメーカーにとってAppleと競争するのがどれほど難しいかを考えれば、どんな小さな有利性でも見逃すわけにはいかない。
私はiPhoneを何年も、iPadを丸1年使ってきたが、Flashがインストールされていないので表示できないウェブサイトに巡りあった記憶がない。YouTubeを始め多くのビデオサイトで何の問題もなくビデオを再生できた。
Appleは1600万台のiOSデバイスを販売してきたが、Flashが見られないとApple本社に怒鳴りこんできたユーザーはただの1人もいない。
Appleが方針を変えてFlashを採用とするとしたら、このテクノロジーがユーザーの利益にとって必須となった場合に限る。これまでAppleはFlashがそのような存在でないことを証明してきた。

そういや、auのCMで「Flashが表示できない」なんて嵐がiPhoneをdisってましたが、それもこれによりほぼ問題なく表示可能になるという事ですねw
 

参考記事:9to5 MacCult of MacTech Crunch






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