いよいよ日本にも及んできましたね。SamsungはiPhone4Sについて、無線通信関連特許を2件侵害しているとして、販売差し止めの仮処分を申請したそうです。
Samsungはオランダで、Appleに対する訴訟は敗訴したばかりなんですけどね。しかも3G関連特許での訴訟で。
以下、その記事の引用。
オランダハーグ裁判所は、Samsung の 3G に関連する特許は、「公正で、合理的で、非差別的（FRAND）」に提供されるべき必須の特許技術であり、同技術のライセンス料については2社間での交渉と合意を促したという。
これってあまりにもコア技術に関する特許は販売差し止め出来ませんって事ですよね。
必須技術を持つものはライセンス料としての交渉は認められるが、一社に差別的に提供を拒否することはビジネス上の取引として公正に欠けるということかな。
Appleが訴訟したネタは、あくまで見てくれというか意匠をめぐっての争いだったので、ライセンス料としては交渉できないもの、かつAppleに対して損害を与えかねないものであることでしたので、結果的に販売差し止めという手段に出たんだと思いますね。
まぁ、他にも似てる端末沢山ありますけどねｗきっと脅威では無かったのかなとｗ
いずれにせよ、あまりお互いにとってプラスにならないような訴訟合戦は頂けませんね。
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