2011年9月10日土曜日

日本のデータ通信定額プラン廃止の可能性について

米Sprintが定額プランを出してくるという話しに関連して、今回はニュースに関連して余談的な内容です。


日本でも最近ニュースで、「データ定額プランのせいでトラフィックが限界に達していて、定額プランが廃止されるのではないか」といった内容のものを結構見かけますね。



アメリカでは既に、AT&TやVerizonの2大キャリアは定額制を廃止して柔軟な従量制のプランで展開しているんですが、2GBで25ドルとか非常にお得なんです。25ドルなんて例えば日本円を78円で計算すると1950円程度。なんと1パケットあたりの金額は約0.00011円になります。

ちなみに日本での料金はDocomoの場合1パケットあたり0.21円。定額制でも0.021円。auやSoftbankもこのくらいの水準です。

つまりアメリカの200倍~2000倍の料金ってことになりますねw

ということはこのままの金額でいくとパケ死する人が続出するということになりますw

しかし最近は、日本通信が1GBで3150円というSIMを発売しており、これでようやく1パケットあたりの金額が0.00036円となり、アメリカの3倍程度の金額となっています。

これでも高く感じはしますが、まだ現実味はありますね。

日本で定額制が廃止された場合、このくらいの水準まで落ちてくれば、実は殆どの人が現在よりもお得になるということです。DocomoやSoftbankでは2%のユーザーが通信全体のかなりの割合を占めているというのは、逆に言うと、98%の人からかなりの利益を取れていると言っているようなものです。

まぁだから、出来るだけ定額制を廃止したくないんですね。


このデータ通信定額、いつ廃止されるか解りませんが、現在WiFiの整備も急速に進んでおり、WiMAXやE-Mobileを始めとする実質データ通信専用のキャリアからWiFiルータが月額安価に提供されていることから、これから先は、モバイルWiFiルータもかなり所有する方が増えるのではないかと思います。

個人的にWiFiルータを持っている身としては3G回線を使用するよりも、安くて早いので早めに切り替えるとそれだけお得になるとは思います。

ただし、WiMAXは地下やビルに弱いので、そこの整備だけは早くして欲しいなと個人的な希望ですねw

というわけで、今回はデータ通信定額プランの廃止についてでした。

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