今回比較の対象となるアプリは「Skype」「Tango」「fring」「Viber」の4つ。
それぞれのカテゴリとして「登録手順の手軽さ」「操作性」「デザイン」「プロセス常駐要否」「メッセージ機能」「ビデオ通話」「音声品質」と対応OSを一覧化してみました。
※2010.12.31 Skypeのビデオ通話を修正しました。
説明をあえてしておきますと、◎は非常に良い、○は良い、△がイマイチ、×は全然ダメor機能なし、となります。
以下、各アプリについての説明になります。
【Skype】
まず、Skypeからですが、登録手順の手軽さに△が付いていますが、これはau以外のAndroidに限っての部分なのでどちらかというとインストールまでの手順に近いものはあります。他のものは○なのですが、全ての端末の対応状況を踏まえて、あえて△を付けています。
ビデオ通話については
ちなみにプロセスは常駐させてログイン状態を保たないとイマイチ使えないという事が解っており、電池消耗が激しいことが欠点ですが、音声品質については、実際かなり良かったです。
[2010.12.31修正]
SkypeのiPhone/iPod touchにビデオ通話が可能となったので△に修正しました。
【Tango】
次にTangoですが、これが最も標準的といいますか、突出する部分が無いというのがある意味特徴なのかもしれません。
メッセージ機能がイマイチ使いにくかった事と、音声品質がイマイチだったです。
ただし、プロセスを常駐させる必要が無いので、インストールして登録さえしていれば、プロセスを落としている状態でも着信を受けることが出来ました。
ビデオチャットについては、画像が荒かったですが、Android端末とiPhone間でのやり取りも可能でした。
【fring】
次にfringですが、個人的に最もデザイン性に優れているというかPOPな感じが個人的には気に入ってます。機能については、メッセージのやり取りもやりやすいですし、通話やビデオチャットも品質悪いですが一応出来ます。
クォリティとしてはTangoくらいの音声品質でした。
こちらの欠点としては、Skypeと同様にプロセスを上げておかないと反応できなかったことです。
【Viber】
最後にViberですが、まず、登録までの手順についてはiPod Touchが非常に面倒でした。
あと、海外SMSが届いたり届かなかったり、よく解らない現象が起きて色々と問題があったので、×を付けています。
しかし、登録できれば、プロセスを常駐することなく、プッシュ通知で着信するので、入れておくだけで、Viber同士は気にせず無料通話が楽しめることが最大のメリットですね。
Android他、スマートフォンOSの対応予定も入っているのもあり、SMS機能も将来的に搭載されることが予定されているので、キャリア間OS間で気にせず通話が出来るというのは楽しみです。
ただ、こちらは現在、色々とセキュリティ面で指摘を受けていることもあり、それを嫌う人であれば、利用を控えるという選択もあると思います。ただし、早急に改善する動きもあるので、期待したいですね。
個人的には一番期待しているアプリです。
今回は、4つのVoIPアプリについて比較してみましたが、少しは参考になったでしょうか。
この比較表を見てアプリ導入の参考になれたなら、幸いです。
今後も VoIPアプリについては色々と改善が施されたり新しいものが生まれたりすると思いますので、随時紹介していきたいと思います。
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